<動意株・15日>(大引け)=任天堂、ニチイ学館、ナノキャリアなど
任天堂<7974.T>=物色人気加速。3連騰で一時3万6000円台乗せまで上値を伸ばし、2009年1月以来、約8年半ぶりの高値圏に突入している。世界最大級のゲーム見本市「E3」が米国時間13日から開幕しており、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」などを出展している同社の株価を刺激する格好となっている。発売以来、予想を大きく上回る売れ行きをみせている「ニンテンドースイッチ」だが、同社はスイッチ向けのソフト拡充に前向きな構えをみせており、消費者から高評価を得ている人気ゲーム「スーパーマリオ」シリーズの新作を10月27日に売り出すことを発表したこともあって、業績への寄与に期待した買いを誘導している。
ニチイ学館<9792.T>=大幅反発で年初来高値を更新。SMBC日興証券が14日付で、投資評価「2」を継続しつつ、目標株価を710円から870円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。同証券では、介護部門での収益改善が18年3月期も続くとみていることや、医療関連部門で17年3月期に実施した契約単価の適正化の効果が18年3月期以降に発現するとみていること、さらに教育部門でのコスト削減が前回予想以上に進むとみていることなどから、18年3月期の営業利益予想を53億円から86億円へ、19年3月期を同56億円から87億円へ引き上げている。
ナノキャリア<4571.T>=後場プラス圏に急浮上。午後0時20分ごろ、同社が開発中のNC-6300(エピルビシンミセル)にスタウロスポリンをさらに内包させた2剤封入型の高分子ミセルDDSについて、これまで独自に権利保有を続けていた東京大学TLO(東京都文京区)との間で、国内外の再実施権付独占的ライセンス契約を締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入っているようだ。スタウロスポリンは、大村智氏(2015年ノーベル生理理学・医学賞受賞)が1976年に放線菌から単離した抗生物質。川崎市産業振興財団・ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)の片岡・喜納ラボは、スタウロスポリンを同時封入したエピルビシンミセルが、悪性中皮腫のがん細胞だけでなく、「がん幹細胞」をも効果的に殺傷し、マウスモデルで休薬後9カ月以上も、がんの再発が見られなかったことを報告している。
Hamee<3134.T>=急騰。同社はeコマース業者向けのシステム開発などを提供するほか、スマートフォンケースや充電器を手掛けており、業績は絶好調に推移している。14日取引終了後に発表した17年4月期連結決算は売上高85億200万円(前の期比30.8%増)、営業利益11億600万円(同2.5倍)、最終利益6億9500万円(同2.7倍)と高変化を示した。また、18年4月期の連結業績予想についても、売上高が93億2000万円(前期比9.6%増)、営業利益は11億6100万円(同5.0%増)、最終利益は7億5500万円(同8.5%増)を見込んでおり、引き続き成長が続く見通しで、これを評価する買いを呼び込んだ。なお、17年4月期の配当を前の期比1円50銭増配の4円50銭、18年4月期は前期比50銭増配の5円を計画しており、これもポジティブ視された形だ。
ハイアス・アンド・カンパニー<6192.T>=ストップ高。同社は14日の取引終了後に発表した18年4月期の連結業績予想が、売上高49億8400万円(前期比25.5%増)、営業利益3億7200万円(同23.8%増)、純利益2億2000万円(同19.0%増)と2割超の営業増益を見込み、また、初の配当として年8円を実施することが好感されている。高性能デザイナーズ住宅R+house事業において前期の新規導入会員の本格稼働と、既存会員企業の受注増加により、ロイヤルティーなどの増加が見込まれるほか、昨年9月に一般募集を開始した、R+houseの関連商材となる高性能デザイナーズセレクト住宅「アーキテクチャル・デザイナーズ・マーケット」の伸長を見込んでいるという。
第一カッター興業<1716.T>=急反騰し、年初来高値更新。同社は14日の取引終了後、8月9日付で設立50周年を迎えるのを記念して、記念配当と記念株主優待を実施すると発表しており、権利取りの動きが活発化しているようだ。従来12円を予定していた17年6月期の期末一括配当に記念配3円を加えて15円(前期12円)とするほか、6月30日時点で1単元(100株)以上保有の株主に対して、一律でクオカード2000円分を贈呈する予定だ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
ニチイ学館<9792.T>=大幅反発で年初来高値を更新。SMBC日興証券が14日付で、投資評価「2」を継続しつつ、目標株価を710円から870円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。同証券では、介護部門での収益改善が18年3月期も続くとみていることや、医療関連部門で17年3月期に実施した契約単価の適正化の効果が18年3月期以降に発現するとみていること、さらに教育部門でのコスト削減が前回予想以上に進むとみていることなどから、18年3月期の営業利益予想を53億円から86億円へ、19年3月期を同56億円から87億円へ引き上げている。
ナノキャリア<4571.T>=後場プラス圏に急浮上。午後0時20分ごろ、同社が開発中のNC-6300(エピルビシンミセル)にスタウロスポリンをさらに内包させた2剤封入型の高分子ミセルDDSについて、これまで独自に権利保有を続けていた東京大学TLO(東京都文京区)との間で、国内外の再実施権付独占的ライセンス契約を締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入っているようだ。スタウロスポリンは、大村智氏(2015年ノーベル生理理学・医学賞受賞)が1976年に放線菌から単離した抗生物質。川崎市産業振興財団・ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)の片岡・喜納ラボは、スタウロスポリンを同時封入したエピルビシンミセルが、悪性中皮腫のがん細胞だけでなく、「がん幹細胞」をも効果的に殺傷し、マウスモデルで休薬後9カ月以上も、がんの再発が見られなかったことを報告している。
Hamee<3134.T>=急騰。同社はeコマース業者向けのシステム開発などを提供するほか、スマートフォンケースや充電器を手掛けており、業績は絶好調に推移している。14日取引終了後に発表した17年4月期連結決算は売上高85億200万円(前の期比30.8%増)、営業利益11億600万円(同2.5倍)、最終利益6億9500万円(同2.7倍)と高変化を示した。また、18年4月期の連結業績予想についても、売上高が93億2000万円(前期比9.6%増)、営業利益は11億6100万円(同5.0%増)、最終利益は7億5500万円(同8.5%増)を見込んでおり、引き続き成長が続く見通しで、これを評価する買いを呼び込んだ。なお、17年4月期の配当を前の期比1円50銭増配の4円50銭、18年4月期は前期比50銭増配の5円を計画しており、これもポジティブ視された形だ。
ハイアス・アンド・カンパニー<6192.T>=ストップ高。同社は14日の取引終了後に発表した18年4月期の連結業績予想が、売上高49億8400万円(前期比25.5%増)、営業利益3億7200万円(同23.8%増)、純利益2億2000万円(同19.0%増)と2割超の営業増益を見込み、また、初の配当として年8円を実施することが好感されている。高性能デザイナーズ住宅R+house事業において前期の新規導入会員の本格稼働と、既存会員企業の受注増加により、ロイヤルティーなどの増加が見込まれるほか、昨年9月に一般募集を開始した、R+houseの関連商材となる高性能デザイナーズセレクト住宅「アーキテクチャル・デザイナーズ・マーケット」の伸長を見込んでいるという。
第一カッター興業<1716.T>=急反騰し、年初来高値更新。同社は14日の取引終了後、8月9日付で設立50周年を迎えるのを記念して、記念配当と記念株主優待を実施すると発表しており、権利取りの動きが活発化しているようだ。従来12円を予定していた17年6月期の期末一括配当に記念配3円を加えて15円(前期12円)とするほか、6月30日時点で1単元(100株)以上保有の株主に対して、一律でクオカード2000円分を贈呈する予定だ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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