良いところ取り相場
6月に入って相場の動きが奇妙に感じているのは私だけでしょうか。
まず2営業日続けての日経平均の上昇。どうも、機関投資家が出動したようです。
でも、為替は円売りに走るわけではありませんでした。
そして、2日に発表された米雇用統計の結果を受け、為替市場はドル売り(長期金利の低下)、一方で、株式市場は上昇と全く逆の動きとなりました。今回の雇用統計結果は今後の追加利上げに疑問を投げかける内容だったにもかかわらず、株式市場は上昇。
私の記憶が間違っていなければ、1日の株式上昇に対する市場のコメントは米経済成長を期待してというものだったはず。
では、雇用統計後の上昇は?追加利上げ見通しの後退によるもの?そんなに日々コロコロ上昇する理由って変わるものなのでしょうか?そんなことはないはずです。現在の株式市場は「良いところ取り」相場になっているように感じられて仕方がありません。
となれば、その修正がいずれ訪れることになるでしょう。
私はそのきっかけが14日の金融政策になるのでは?と考えているわけです。
このところ発表されている米ハードデータは決して追加利上げを後押しする内容ではありません。アトランタ連銀が発表するGDPNOWも第2四半期成長率低下となっています。何より米10年債利回りはこのところずっと低下傾向をたどっており、9月以降の利上げを織り込んでいません。
まず2営業日続けての日経平均の上昇。どうも、機関投資家が出動したようです。
でも、為替は円売りに走るわけではありませんでした。
そして、2日に発表された米雇用統計の結果を受け、為替市場はドル売り(長期金利の低下)、一方で、株式市場は上昇と全く逆の動きとなりました。今回の雇用統計結果は今後の追加利上げに疑問を投げかける内容だったにもかかわらず、株式市場は上昇。
私の記憶が間違っていなければ、1日の株式上昇に対する市場のコメントは米経済成長を期待してというものだったはず。
では、雇用統計後の上昇は?追加利上げ見通しの後退によるもの?そんなに日々コロコロ上昇する理由って変わるものなのでしょうか?そんなことはないはずです。現在の株式市場は「良いところ取り」相場になっているように感じられて仕方がありません。
となれば、その修正がいずれ訪れることになるでしょう。
私はそのきっかけが14日の金融政策になるのでは?と考えているわけです。
このところ発表されている米ハードデータは決して追加利上げを後押しする内容ではありません。アトランタ連銀が発表するGDPNOWも第2四半期成長率低下となっています。何より米10年債利回りはこのところずっと低下傾向をたどっており、9月以降の利上げを織り込んでいません。