東京株式(大引け)=87円高、米株高や原油高背景に買い優勢の地合い続く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/22 15:44
 22日の東京株式市場は、前週末の米株高を引き継いで終始買いが優勢だったが、朝方に水準を切り上げたものの、その後は上値の重い展開を強いられた。

 大引けの日経平均株価は前週末比87円52銭高の1万9678円28銭と続伸。東証1部の売買高概算は14億6741万株、売買代金概算は1兆9224億円。値上がり銘柄数は1354、対して値下がり銘柄数は531、変わらずは131銘柄だった。

 前週末の米株市場でNYダウなど主要指数が揃って高く、買い安心感が浮上したほか、WTI原油先物価格が1バレル=50ドル台に上昇したことなども追い風に、きょうの東京市場は買い優勢でスタートした。その後は伸び悩んだものの、取引時間中に為替が1ドル=111円台半ばに円安方向に振れたことがポジティブ要因となった。終日売り物をこなし切り日経平均は1万9600円台で強調展開を続けた。ソフトバンクなどの値がさ株が堅調だったほか、鉄鋼や機械株、内需では不動産や保険株が堅調で全体地合いを支えた。もっとも値上がり銘柄数は東証1部全体の67%を占めたものの、市場参加者不足で手控えムードも漂う状況にあり、売買代金は活況の目安とされる2兆円台を21営業日ぶりに下回った。

 個別では、売買代金トップのソフトバンクグループ<9984.T>が上昇、SMC<6273.T>も商いを伴い大きく買われた。SOMPOホールディングス<8630.T>が高く、新日鉄住金<5401.T>も上値を追った。タカタ<7312.T>がストップ高に買われ、ユニデンホールディングス<6815.T>が大幅高、KLab<3656.T>も急伸となった。低位のOKK<6205.T>芦森工業<3526.T>井関農機<6310.T>なども値を飛ばした。

 半面、リクルートホールディングス<6098.T>が軟調、塩野義製薬<4507.T>も冴えない。クラリオン<6796.T>が値を下げたほか、イーレックス<9517.T>タクマ<6013.T>なども安い。このほか、山一電機<6941.T>オカモト<5122.T>セガサミーホールディングス<6460.T>なども値を下げた。吉野家ホールディングス<9861.T>ユーグレナ<2931.T>も軟調だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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