資生堂が上場来高値更新、1カ月にわたる陽線連打で機関投資家の資金流入暗示

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/22 14:10
 資生堂<4911.T>が続伸、一時125円高の3655円まで上値を伸ばし上場来高値を更新した。株価は4月下旬以降、急勾配の戻り相場を演じており、4月21日からきょうまでの1カ月間(19営業日)で陰線を引いたのは2日間のみという異例の強さをみせている。

 5月12日に発表した17年12月期第1四半期(1~3月)決算で営業利益が前期比9%増の241億円と好調だったことで見直し買いが加速した。市場では「(同社株は)インバウンド関連株の一角として株価は軟調な時期もあったが、足もとは好調な業績や海外でのM&Aによる業容拡大効果を見込んだ国内外の機関投資家の買いが入っている」(国内準大手証券)と指摘。「直近は、みずほ証券が投資判断を『買い』に引き上げ、目標株価を3250円から4300円に大幅に上方修正したことで人気に拍車がかかった」(同)としている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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