AI関連株は総花的な上昇局面に、将棋電王戦第2局もAIが現役名人を圧倒◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/22 09:58
 ブレインパッド<3655.T>、ロゼッタ<6182.T>、サイオステクノロジー<3744.T>メンバーズ<2130.T>データセクション<3905.T>メタップス<6172.T>、サイジニア<6031.T>など人工知能(AI)関連株が総花的な上昇をみせている。

 現在の将棋界トップに位置する佐藤天彦名人と、AI最強ソフト「PONANZA」との対戦で耳目を集めた電王戦は、20日に兵庫県姫路市の姫路城で第2局が行われ、PONAZAが圧倒、2連勝となった。過去を遡ると昨年3月に、グーグルが開発したAI「アルファ碁」が囲碁の世界トップ棋士である韓国の李世ドル(イ・セドル)氏との5番勝負で完勝しており、これを契機にAI関連株が大きく株価の居どころを変えた経緯がある。今回の電王戦の結果は半ば予想されていた結末とはいえ、将棋の世界でもAIが人間の頂点のレベルを超えたことが現実に証明されたことで、AI関連に位置づけられる銘柄群の株価を改めて刺激している。

 世界的にもAI研究は加速している。直近ではソフトバンクグループ<9984.T>がサウジアラビアの政府系ファンドや米アップルなどと共同で、人工知能(AI)やIoT分野など次世代技術への投資を目的とした「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」を設立(初回クロージング完了)したことを発表しており、これが関連銘柄の先高期待につながっている面もあるようだ。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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