ルネサスは一時ストップ高後、上昇幅縮小、革新機構などが株式売り出し発表◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/19 11:16
 ルネサスエレクトロニクス<6723.T>は一時ストップ高と急伸したが、買い一巡後は上昇幅を縮小している。同社は18日取引終了後、国内外で最大4億2243万株の株式売り出しを行うと発表した。筆頭株主の産業革新機構が約3億1768万株を売却するほか、NEC<6701.T>日立製作所<6501.T>三菱電機<6503.T>も保有する株式を売却する。売り出し価格は6月12日から14日までのいずれかの日に決定する。この株式売却に伴い産業革新機構の出資比率は69.15%から50.09%に低下する。市場には「同社の株主構成はかなり正常化する」と前向きに評価する見方がある。その一方、当面の株式需給は悪化するほか、今後の業績の見方には強弱感もあり、上値には売りも膨らんでいる様子だ。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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