新日建物が上放れ、１７年３月期９期ぶり復配で１８年３月期も５円配継続

　新日本建物<8893.T>が寄り付きから大口の買いが流入、カイ気配スタートで中段もみ合いを上放れてきた。同社は前日引け後に、１８年３月期の配当予想について１株当たり期末配当を従来予想の無配から、５円とすることを発表した。都市部で投資用マンションの需要が増勢で業績は回復色が鮮明、１７年３月期は９期ぶりの５円復配を果たしている。１７年３月期は営業利益段階で前の期比２５．４％増の８億３５００万円、１８年３月期も５．４％増の８億８０００万円と成長を確保する見通しで、依然としてＰＥＲ６倍台の時価は割安感が強い。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）