ＤＩＴが大幅反発、金融系システム開発など伸び１７年６月期業績予想を上方修正

　デジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916.T>が大幅反発。前週末１２日の取引終了後、１７年６月期の連結業績予想について、売上高を１００億１２００万円から１０２億円（前期比９．２％増）へ、営業利益を５億７０００万円から６億２０００万円（同１８．１％増）へ、純利益を３億６０００万円から４億１０００万円（同１６．８％増）へ上方修正したことが好感されている。

　金融系業務システム開発案件を中心に通信、運輸などの業種が伸びていることに加えて、運用サポート事業も好調に推移していることが寄与。また、エンベデッド事業でモバイル関連の需要減を車載関連でカバーし利益面での改善が進んでいることや、Ｗｅｂセキュリティーソリューション「ＷｅｂＡＲＧＵＳ：ウェブアルゴス」、Ｅｘｃｅｌ業務イノベーションプラットフォーム「ｘｏＢｌｏｓ：ゾブロス」などの自社商品が順調に推移していることも貢献するという。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１６年７月～１８年３月）決算は、売上高７５億７３００万円（前年同期比８．５％増）、営業利益５億３３００万円（同１２．９％増）、純利益３億５２００万円（同２０．５％増）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）