新東工が急伸、株主優待制度の新設と高性能無菌クリーンルーム生産能力増強など発表

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/12 11:02
 新東工業<6339.T>が急伸し年初来高値。11日の取引終了後、株主優待制度を新設すると発表しており、これを好感した買いが入っている。毎年9月末時点の株主に対して、保有株数と保有継続期間に応じて1000円分~3000円分のクオカードを贈呈する。

 また、大治事業所(愛知県・大治町)に、従来の約2倍の広さを持つ新工場を建設し、再生医療分野などに向けて高性能無菌クリーンルームの生産能力増強を図ることや、米国で金属の表面検査・分析および表面処理事業を展開するラムダ・テクノロジーズ・グループとの業務提携をあわせて発表しており、事業拡大を期待する買いも入っているようだ。

 なお、同時発表した17年3月期連結決算は、売上高950億4800万円(前の期比0.9%増)、営業利益48億8700万円(同14.4%減)、純利益33億5800万円(同24.1%増)だった。18年3月期は、売上高980億円(前期比3.1%増)、営業利益51億円(同4.3%増)、純利益37億円(同10.2%増)を見込んでいる。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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