28日の株式相場見通し=大型連休前に持ち高整理の売り、前半ピーク迎える決算に関心
28日の東京株式市場は、大型連休入りを前にして持ち高を整理する動きが活発化することが予想されるため、利益確定の売りが優勢となり、日経平均株価は続落が予想される。来週の営業日は連休谷間の2日間に限定される上に、その間も休暇を取る投資家も多いことから、いったん持ち高を減少させる姿勢が目立ちそうだ。
きょうは、3月期決算企業の業績発表が前半のピークを迎えるため、今回の決算シーズンの方向性を判断するものとして関心を集めそうだ。28日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=111円20銭台での推移となっている。
27日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比6.24ドル高の2万981.33ドルと小幅反発した。この日発表された主要企業の17年1~3月期の決算が総じて良好だったのに加え、引け後に決算発表が予定されている大手IT関連企業への好業績期待から買いが優勢となった。ただ、長期金利の低下で金融株が、原油価格の下落で資源関連銘柄がそれぞれ売られ、全般は小幅な上昇にとどまった。ナスダック総合株価指数は、前日比23.711ポイント高の6048.937と反発し、2日ぶりに過去最高値を更新した。
日程面では、3月の鉱工業生産指数速報・消費者物価指数・家計調査・有効求人倍率・完全失業率・新設住宅着工戸数に注目。海外では、米1~3月期の国内総生産(GDP)速報値、英1~3月期のGDP速報値が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
きょうは、3月期決算企業の業績発表が前半のピークを迎えるため、今回の決算シーズンの方向性を判断するものとして関心を集めそうだ。28日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=111円20銭台での推移となっている。
27日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比6.24ドル高の2万981.33ドルと小幅反発した。この日発表された主要企業の17年1~3月期の決算が総じて良好だったのに加え、引け後に決算発表が予定されている大手IT関連企業への好業績期待から買いが優勢となった。ただ、長期金利の低下で金融株が、原油価格の下落で資源関連銘柄がそれぞれ売られ、全般は小幅な上昇にとどまった。ナスダック総合株価指数は、前日比23.711ポイント高の6048.937と反発し、2日ぶりに過去最高値を更新した。
日程面では、3月の鉱工業生産指数速報・消費者物価指数・家計調査・有効求人倍率・完全失業率・新設住宅着工戸数に注目。海外では、米1~3月期の国内総生産(GDP)速報値、英1~3月期のGDP速報値が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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