午後:債券サマリー 先物は4日ぶり反発、流動性供給入札の結果は順調

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/04/25 16:00
 25日の債券市場で、先物中心限月6月限は4日ぶりに反発。この日に実施された流動性供給入札が順調な結果となったことで、午後には一時151円11銭まで買われる場面があった。

 債券先物は買い先行でスタート。24日の米長期債相場はフランス大統領選の第1回投票を波乱なく通過したことを受けて続落したものの、終盤にかけて下げ渋った流れを引き継ぐかたちとなった。きょうは北朝鮮の朝鮮人民軍創建85周年にあたることから地政学リスクも意識され、安全資産とされる債券は買いが優勢の展開。午後は、流動性供給入札の応札倍率が3.42倍と、一定の需要がみられたことが好感された。

 この日の先物6月限は151円08銭で始まり、高値は151円11銭、安値は151円04銭、終値は前日比7銭高の151円05銭。出来高は1兆6849億円となった。

 現物債の利回りは、10年債が前日比0.005%低下の0.015%、20年債が同横ばいの0.560%、30年債が同0.010%上昇の0.780%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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