午後:債券サマリー 先物は3日続落、日銀オペ結果は弱め
24日の債券市場で、先物中心限月6月限は3日続落。リスク回避ムードが後退するなか、この日に実施された日銀の国債買いオペ結果が弱めとなったことが影響した。
23日に実施されたフランス大統領選の第1回投票は、中道系独立候補のマクロン氏がトップで第2回投票に進む結果となり、同国の欧州連合(EU)離脱懸念が後退。これを受け安全資産とされる債券は売りが先行した。25日の朝鮮人民軍創建85周年など見極め材料が依然として多いことから下値は限定的だったが、一方で日銀オペ結果が「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」の応札倍率が前回に比べて上昇し需給の緩みが意識された。また、時間外取引で米10年債の利回りが上昇していたことも重荷となった。
この日の先物6月限は150円95銭で始まり、高値は151円03銭、安値は150円93銭、終値は前週末比10銭安の150円98銭。出来高は1兆6293億円となった。
現物債の利回りは、10年債が前週末比0.010%上昇の0.020%、20年債が同0.015%上昇の0.560%、30年債が同0.015%上昇の0.770%だった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
23日に実施されたフランス大統領選の第1回投票は、中道系独立候補のマクロン氏がトップで第2回投票に進む結果となり、同国の欧州連合(EU)離脱懸念が後退。これを受け安全資産とされる債券は売りが先行した。25日の朝鮮人民軍創建85周年など見極め材料が依然として多いことから下値は限定的だったが、一方で日銀オペ結果が「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」の応札倍率が前回に比べて上昇し需給の緩みが意識された。また、時間外取引で米10年債の利回りが上昇していたことも重荷となった。
この日の先物6月限は150円95銭で始まり、高値は151円03銭、安値は150円93銭、終値は前週末比10銭安の150円98銭。出来高は1兆6293億円となった。
現物債の利回りは、10年債が前週末比0.010%上昇の0.020%、20年債が同0.015%上昇の0.560%、30年債が同0.015%上昇の0.770%だった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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