【買い】㈱三井住友フィナンシャルグループ(8316)ついに下落はストップ?割安感から今後は買いが優勢となる可能性も= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2017/04/17 23:36

■注目銘柄:【買い】㈱三井住友フィナンシャルグループ(8316)

3大金融グループの1社。傘下に三井住友銀行・SMBC日興証券・プロミスなどを有する。

■注目理由
1月27日に決算を発表。
平成29年3月期第3四半期(平成28年4月1日~平成28年12月31日)の業績は、経常収益+5.1%と増収ながら経常利益は△9.6%と減益に着地。
しかしながら併せて、通期計画に対する進捗率は84.7%に到達、直近3カ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益も前年同期比+11.4%に伸びており、好調だ。

北朝鮮問題や中東情勢など世界的な地政学リスクへの警戒感から、安全資産である債券への資金流入が進行。前週発表されたJPモルガンなどの好決算に対して株価は反応薄で軟調に推移しており、東京市場でもメガバンクも低調。(出典:2017年4月17日 株経ONLINE)

一方、直近の値動きは3700円台まで下落が続き年初来安値を更新。14日終値時点でPER7.46倍、PBR0.57倍と割安で配当利回りが3.92%と日本株平均と比べて高いことから買い支えが入りやすくなっていると思われる。
これからの投資を考える上で、同社に注目してみてはいかがだろうか。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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