順天堂大学の寄付講座「腸内フローラ研究講座」4月1日(土)より開設のお知らせ

配信元:PR TIMES
投稿:2017/03/29 11:18
森永乳業は、人々の健康と深く関係があるといわれる腸内フローラを研究し、様々な疾患の原因解明とその予防に貢献するべく、順天堂大学に寄付講座「腸内フローラ研究講座」を4月1日(土)より開設いたします。

  寄付講座とは、大学や研究機関における教育・研究の活性化を目的に設置され、民間企業や行政組織などから寄付された資金や人材を活用し、運営される講座のことで、当社の腸内フローラ研究としては、初めての取り組みになります。

 近年、世界中で腸内フローラ研究が盛んに行われておりますが、森永乳業では育児用ミルクを開発する過程で赤ちゃんの腸内フローラに着目し、腸内フローラ研究を50年近く前から行っております。日本でも有数の医学研究機関である順天堂大学での寄付講座を通じて、腸内フローラ研究の更なる促進を図り、国内における腸内フローラ研究の水準を高めてまいります。また、消化器疾患を中心とする各種疾患と腸内細菌の関連性ならびにプロバイオティクスなどの食品による腸内フローラを介した疾病の効果的な予防法や治療法の開発研究に向け協力を進めてまいります。
 ※健康・美容と腸の関係WEBサイト http://bifidus.jp/relation/

<寄付講座の概要>
(1)大学名 順天堂大学大学院医学研究科(東京都文京区本郷2-1-1)
(2)講座名称 腸内フローラ研究講座
(3)担当教員 大草敏史(順天堂大学 特任教授)、佐藤信紘(順天堂大学 特任教授)
(4)開設期間  4月1日(土)から3年間
(5)期待される研究成果  
   ・消化器疾患を中心とした腸内フローラの遺伝子学的解析
   ・プロバイオティクスを通じた効果的な予防・治療法の開発
   ・国内における腸内フローラ研究レベルの向上
 
  ※リリースの詳細はこちら https://prtimes.jp/a/?f=d21580-20170327-4413.pdf

<参考>
「腸内フローラと森永乳業の研究について」
 人の腸の中には、数百種類、数百兆個の細菌が棲んでいます。これらの細菌が腸内に棲んでいる状態は、まるで植物が群生する花畑のようであることから「腸内フローラ」と呼ばれています。近年、腸内細菌はいろいろな疾病や肥満に影響を与えていることを指摘する研究が数多く発表されており、腸内フローラをバランス良く保つことが健康のカギと考えられています。
 森永乳業では、腸内フローラをバランスよく保つためには、ビフィズス菌に代表される善玉菌など腸によい働きをしてくれるプロバイオティクスなどの食品を摂ることが有効であることを長年研究しており、安全で、人のからだによりよい働きをしてくれるビフィズス菌を独自の技術を用いて製品化しています。

以上
配信元: PR TIMES

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