大幅減税案の実施が遅れるとの観測でリスクオフ
個人的に注目していました本邦貿易収支が先ほど発表され、予想以上の黒字(予想:7,814億円 結果:8,134億円)となっていました。
過去貿易収支とドル/円の関係性を確認してみると、貿易黒字が継続している期間では円高、一方で、貿易赤字の期間では円安という傾向が見られていました。ましてや、トランプ大統領は貿易収支で「公平・不公平」の尺度を図っているようにも思え、継続的な貿易黒字が続くようであれば、口撃を仕掛けてくることは容易に推測され、ドル/円はしばらく上値の重い展開になりそうです。
昨日のNY時間、トランプ大統領の掲げる大幅減税案の実施が遅れるとの観測で株安・長期金利低下の流れから、リスクオフの動きが強まり、ドル/円は昨年11月28日以来の安値圏に。次のターゲットは110円となるわけですが、ここで踏みとどまるのか否かは株式市場の動きにかかっているように思います。
NYダウは93~95日周期で安値を付ける傾向にあり、今回もこのパターンが踏襲されるなら、3/21~23に安値を付けると見られていただけに、まさに昨日の下げがその日に当たり、切り返していくのかポイントとなりそうです。
過去貿易収支とドル/円の関係性を確認してみると、貿易黒字が継続している期間では円高、一方で、貿易赤字の期間では円安という傾向が見られていました。ましてや、トランプ大統領は貿易収支で「公平・不公平」の尺度を図っているようにも思え、継続的な貿易黒字が続くようであれば、口撃を仕掛けてくることは容易に推測され、ドル/円はしばらく上値の重い展開になりそうです。
昨日のNY時間、トランプ大統領の掲げる大幅減税案の実施が遅れるとの観測で株安・長期金利低下の流れから、リスクオフの動きが強まり、ドル/円は昨年11月28日以来の安値圏に。次のターゲットは110円となるわけですが、ここで踏みとどまるのか否かは株式市場の動きにかかっているように思います。
NYダウは93~95日周期で安値を付ける傾向にあり、今回もこのパターンが踏襲されるなら、3/21~23に安値を付けると見られていただけに、まさに昨日の下げがその日に当たり、切り返していくのかポイントとなりそうです。