くらが反落、魚価上昇など響き第1四半期2割超の営業減益

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/03/06 09:34
 くらコーポレーション<2695.T>が反落。前週末3日の取引終了後に発表した第1四半期(16年11月~17年1月)連結決算が、売上高301億9300万円(前年同期比7.3%増)、営業利益は14億5600万円(同23.1%減)となり、2割を超える減益となったことが嫌気されている。

 「胡麻香る担々麺」など新商品の投入や「妖怪ウォッチ」や「ワンピース」グッズが当たるキャンペーンなどが好評を博したことで売上高は伸長したものの、北陸や山陰地方における大雪の影響で既存店売上高が落ち込んだことに加えて、魚価上昇や人件費増などが利益を圧迫した。なお、純利益は為替差益が膨らんだことで13億1100万円(同1.6%増)と増益に転じた。

 なお、17年10月期通期業績予想は、売上高1190億500万円(前期比4.7%増)、営業利益65億5000万円(同0.3%増)、純利益45億2800万円(同2.2%増)の従来予想を据え置いている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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