バッドカンパニーに株式価値はほとんどない
先週末は下方の窓を埋めたことで、ちょっとした調整一巡感が漂っている。しかし、2/20から2/24までの上昇は売り方の買い戻しが主体であり、その間に上方の2つの窓を埋めてしまった。完全に戻り余地を失った格好となっており、ここからの「自律反発」は難しい。半導体事業の売却額が今後のカギとなるが、入札各社も当然のように買い叩きたいに決まっている。「想定の2兆円」に達しない可能性、そして時間的な制約もあって、それらが複合的なネガティブ材料として意識されることになりそうだ。グッドカンパニーがなくなったバッドカンパニーに価値はほとんどない。