もみ合い移行なら、今後のレンジブレイクに注目【2017/2/6/-02/10】

レンジ内での短期売買戦略で

日経平均株価は2月3日、一時1万8,830.89円まで下落しましたが、1万8,996.74円で取引を終えました。
前回「引き続き外部要因に振り回される地合いが続く可能性が高く、もみ合い相場に移行する可能性もある」と解説しました。
トランプ大統領の発言や日銀の「指値オペ」実施等の外部要因が株式市場を動かしましたが、想定レンジの範囲内の動きとなりました。

NYダウは20,000ドルを挟んだ動きが続いています。
ドル円相場は小動きです。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを見る限りでは、1月18日に1万8,650.33円で底を打った後短期的な上昇トレンドに転換し、それに伴う調整期間となっています。ただ、下値支持線は切り下げており、もみ合いに移行した可能性があります。
短期的なレンジの上値は1万9,600円、下値は1万8,600円、それぞれプラスマイス250円とします。
もみ合いに移行した場合は、レンジ内での短期売買に徹する戦略が良いでしょう。レンジブレイクには要注意です。