ドルはトランプ政権下でも上昇基調維持との見方=NY為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/12/19 03:17
 このあとのFOMCの結果発表を控え、市場も緊張感に包まれる中、ドル円は戻り売りの動きが出ている。一時154円台を回復していたが、滞空時間は短く153円台での推移が続いている。

 円安もさることながら、ドル高の動きがドル円の買い戻しをサポートしている。ストラテジストは、ドルは来年のトランプ政権下でも上昇基調を維持するとの見方を示している。来年のドルは小幅ながらも上昇を維持すると予想しているようだ。米経済と株式市場が他国を引き続きアウトパフォームしそうなことと、トランプ氏による広範な関税措置導入を理由に挙げた。

 11月の米大統領・議会選挙で共和党が完全勝利したことが広範なドル高を引き起こしたと指摘。米国の関税引き上げによって来年のドルは一段高となる見通しで、ドル指数は2022年ピーク前後までの上昇を予想しているという。

USD/JPY 153.83 EUR/USD 1.0477 GBP/USD 1.2703 ドル指数 107.11

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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