東洋機械が3連騰、株主優待制度の導入と10~12月期好決算を発表

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/01/27 10:55
 東洋機械金属<6210.T>が3連騰し昨年来高値を更新している。26日の取引終了後、株主優待制度を導入すると発表しており、これを好感した買いが入っている。毎年3月末時点で5単元(500株)以上を保有する株主を対象に、保有株数と継続保有期間に応じてオリジナルカタログから1000円~4000円の商品を贈呈する。

 また、同時に発表した第3四半期累計(16年4~12月)連結決算は、売上高205億1400万円(前年同期比1.9%増)、営業利益13億6100万円(同0.2%増)、純利益7億8800万円(同35.8%減)と小幅な営業増益にとどまったものの、10~12月期では営業利益が33%増益となったことも好材料視されている。国内では、自動車関連や生活用品関連向けに射出成形機が堅調に推移。海外では、中国やその他のアジアにおけるIT・電子機器関連向けの受注は減少したが、自動車関連向けの受注が増加した。

 なお、17年3月期通期業績予想は、売上高270億円(前期比1.3%増)、営業利益18億3000万円(同1.7%増)、純利益12億7000万円(同31.8%減)の従来予想を据え置いている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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