相場は実需が決める
NYダウが史上初の20,000ドル乗せ、S&P500、ナスダックも連日の史上最高値更新、米10年債の利回りも上昇と株高・金利高が同居する中、ドル/円相場は上値の重い展開が続いています。
これはドル高牽制発言が飛び出すのではないかとの懸念によるところが大きいと思われます。
通商政策においては大統領権限で対応することが可能であることから、市場はトランプ政権がミクロ・マクロ政策のどちらに重きを置くのか探っているところと言えそうです。
一般的に「相場は実需が決める」と言われますが、輸入・輸出ともに節度あるオペレーションに徹しているようで、相場の方向感が出づらい状況となっています。
日本政府は2月上旬(来月10日で最終調整中)にも日米首脳会談を開きたいと考えているようですが、その席に麻生財務相も同席させるようにとのリクエストを出してきているようです。トランプ政権から為替に対する何らかの言及がなされるのかもしれません。その辺りも気がかりです。
それではチャートを確認してみましょう。
上段の21日ボリンジャーバンドで現在の値位置は-1シグマの外、中段の26日標準偏差ボラティリティ、下段の14日ADX(黒)が上昇していることから、ドル/円は売りトレンドとなっていることが分かります。株高・利回りが上昇しているから、ドルは買いと判断するのではなく、きちっとチャートを確認して判断することが重要です。
同様に他の通貨ペアの確認をしてみると、NZドルが対円・対ドルでしっかりしていることがお分かりになるかと思います。チャートの定点観測、少しの手間を惜しまないように心がけていただけたらと思います。
これはドル高牽制発言が飛び出すのではないかとの懸念によるところが大きいと思われます。
通商政策においては大統領権限で対応することが可能であることから、市場はトランプ政権がミクロ・マクロ政策のどちらに重きを置くのか探っているところと言えそうです。
一般的に「相場は実需が決める」と言われますが、輸入・輸出ともに節度あるオペレーションに徹しているようで、相場の方向感が出づらい状況となっています。
日本政府は2月上旬(来月10日で最終調整中)にも日米首脳会談を開きたいと考えているようですが、その席に麻生財務相も同席させるようにとのリクエストを出してきているようです。トランプ政権から為替に対する何らかの言及がなされるのかもしれません。その辺りも気がかりです。
それではチャートを確認してみましょう。
上段の21日ボリンジャーバンドで現在の値位置は-1シグマの外、中段の26日標準偏差ボラティリティ、下段の14日ADX(黒)が上昇していることから、ドル/円は売りトレンドとなっていることが分かります。株高・利回りが上昇しているから、ドルは買いと判断するのではなく、きちっとチャートを確認して判断することが重要です。
同様に他の通貨ペアの確認をしてみると、NZドルが対円・対ドルでしっかりしていることがお分かりになるかと思います。チャートの定点観測、少しの手間を惜しまないように心がけていただけたらと思います。