【買い】信越化学工業 (4063):続伸を期待
先週の日本株市場は米国大統領就任式を控え、薄商いの様子見相場となりました。
日経平均は週間で▼149円下落しましたが、東証一部売買代金は2兆円を割り込む日もあるという薄商いの中での下げであり、かつ200日線も50日線も割り込んでいないことから、長期的な上昇トレンドは健在していると思われます。
また先週後半には米国の強い経済を示す指標も発表されており、物価、金利の先高観は依然しっかりしていると見られます。これにてFRBの利上げに対する姿勢は前向きな状況となっています。
さらにトランプ新政権による経済政策は内需を拡大させるため、個人消費の多い米国にとってはドル高であることのメリットは大きいと考えるのが自然で、さらにドル安が進むとは考えにくい状況だと思います。
そして半導体市況について見ると、2016年、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は41%余り上昇。S&P500のハイテク株指数の上昇は14%でした。そしてSEMIの半導体製造装置市場予測によると2017年の半導体製造装置の世界販売額は2016年比で11.2%増の410億8000万米ドルに達するとみられています。400億米ドル超えは2011年以来となります。
また日本製半導体製造装置の需給環境も3カ月連続で需要超過を示しているなど市場環境は良好です。
相場は様子見気分で、買い控えられている雰囲気ですが、好調な半導体市況を受けた好業績の期待感から「買い」を推奨したいと思います。
なお、同社は1月27日に決算発表を予定しています。
銘柄紹介:
需要が拡大し、成長が見込まれている半導体市場に対して必要不可欠なシリコンウエハを提供している化学メーカーです。
同社は塩ビニル樹脂と半導体シリコンウエハでは世界シェア首位など、高シェア製品を多く有す化学メーカーです。世界シェアトップを誇るシリコンウエハは、スマホ、タブレット端末、自動車、家電など、様々な機器に搭載されている半導体デバイスの基盤となります。
日経平均は週間で▼149円下落しましたが、東証一部売買代金は2兆円を割り込む日もあるという薄商いの中での下げであり、かつ200日線も50日線も割り込んでいないことから、長期的な上昇トレンドは健在していると思われます。
また先週後半には米国の強い経済を示す指標も発表されており、物価、金利の先高観は依然しっかりしていると見られます。これにてFRBの利上げに対する姿勢は前向きな状況となっています。
さらにトランプ新政権による経済政策は内需を拡大させるため、個人消費の多い米国にとってはドル高であることのメリットは大きいと考えるのが自然で、さらにドル安が進むとは考えにくい状況だと思います。
そして半導体市況について見ると、2016年、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は41%余り上昇。S&P500のハイテク株指数の上昇は14%でした。そしてSEMIの半導体製造装置市場予測によると2017年の半導体製造装置の世界販売額は2016年比で11.2%増の410億8000万米ドルに達するとみられています。400億米ドル超えは2011年以来となります。
また日本製半導体製造装置の需給環境も3カ月連続で需要超過を示しているなど市場環境は良好です。
相場は様子見気分で、買い控えられている雰囲気ですが、好調な半導体市況を受けた好業績の期待感から「買い」を推奨したいと思います。
なお、同社は1月27日に決算発表を予定しています。
銘柄紹介:
需要が拡大し、成長が見込まれている半導体市場に対して必要不可欠なシリコンウエハを提供している化学メーカーです。
同社は塩ビニル樹脂と半導体シリコンウエハでは世界シェア首位など、高シェア製品を多く有す化学メーカーです。世界シェアトップを誇るシリコンウエハは、スマホ、タブレット端末、自動車、家電など、様々な機器に搭載されている半導体デバイスの基盤となります。