【買い】M&Aキャピタルパートナーズ (6080):後継者不足を背景に業績拡大
同社の主な事業はM&A(企業の買収・合併・資本提携など)の仲介です。
事業承継案件を得意とし、成約は7割を占めます。
同社の強みは、着手金・月額報酬なしの成功報酬型。その手数料体系は、負債を含まない株式価額ベースなので顧客に対する対費用効果を訴求することができる価格競争力のあるモデルとなっています。
ところでM&A仲介市場は、中小企業の後継者難の深刻化を背景に中長期的にも成長が期待される分野です。
市場環境:経営者の高齢化で深刻化する後継者不足
『2014年版高齢社会白書』(内閣府)によると、国内企業は経営者の約3割が65歳を超え、国内企業の3分の2、約12万社が後継者不在だということが判りました。(帝国データバンク)。
団塊の世代の経営者が2012年から65歳を迎えており、今後10年ほどはリタイヤする経営者が増えていきます。また、社長の高齢化が進む一方で、後継者がいない企業が51.5%と過半を占めており、後継者問題は深刻化しています。
さらに、経営について先行き不安がある中小企業にとっては、M&Aにより販路の拡大・円滑な資金調達といった体質強化の可能性があるためこちらの面でも需要の拡大が見込まれるでしょう。
16/9期のM&A成約件数は前期比14件増、計画比2件増の58件となりました。
団塊世代のリタイア増に伴って、成約件数は増加すると見られ、年間を通じて好調な推移が期待できると思います。
2016年9月期の業績は、6期連続の増収増益で、成約件数も過去最高を更新しました。
売上高が前期比31.9%増の37億5500万円、営業利益が20.0%増の18億6000万円、経常利益が22.0%増の18億6000万円、純利益が21.2%増の10億8100万円、EPSが77.5円(前期67.7円)、配当金は0.0円でした。
財務面は自己資本比率が75.5%、有利子負債ゼロと良好です。
一方2017年9月期の通期業績予想は、売上高が前期比7.4%増の40億3400万円、営業利益が3.5%増の19億2600万円、経常利益が2.4%増の19億500万円、純利益が19.1%増の12億8800万円、EPSが89.9円(前期77.5円)の見通しで、成約件数は86件を見込んでいます。配当金は未定です。
事業承継案件を得意とし、成約は7割を占めます。
同社の強みは、着手金・月額報酬なしの成功報酬型。その手数料体系は、負債を含まない株式価額ベースなので顧客に対する対費用効果を訴求することができる価格競争力のあるモデルとなっています。
ところでM&A仲介市場は、中小企業の後継者難の深刻化を背景に中長期的にも成長が期待される分野です。
市場環境:経営者の高齢化で深刻化する後継者不足
『2014年版高齢社会白書』(内閣府)によると、国内企業は経営者の約3割が65歳を超え、国内企業の3分の2、約12万社が後継者不在だということが判りました。(帝国データバンク)。
団塊の世代の経営者が2012年から65歳を迎えており、今後10年ほどはリタイヤする経営者が増えていきます。また、社長の高齢化が進む一方で、後継者がいない企業が51.5%と過半を占めており、後継者問題は深刻化しています。
さらに、経営について先行き不安がある中小企業にとっては、M&Aにより販路の拡大・円滑な資金調達といった体質強化の可能性があるためこちらの面でも需要の拡大が見込まれるでしょう。
16/9期のM&A成約件数は前期比14件増、計画比2件増の58件となりました。
団塊世代のリタイア増に伴って、成約件数は増加すると見られ、年間を通じて好調な推移が期待できると思います。
2016年9月期の業績は、6期連続の増収増益で、成約件数も過去最高を更新しました。
売上高が前期比31.9%増の37億5500万円、営業利益が20.0%増の18億6000万円、経常利益が22.0%増の18億6000万円、純利益が21.2%増の10億8100万円、EPSが77.5円(前期67.7円)、配当金は0.0円でした。
財務面は自己資本比率が75.5%、有利子負債ゼロと良好です。
一方2017年9月期の通期業績予想は、売上高が前期比7.4%増の40億3400万円、営業利益が3.5%増の19億2600万円、経常利益が2.4%増の19億500万円、純利益が19.1%増の12億8800万円、EPSが89.9円(前期77.5円)の見通しで、成約件数は86件を見込んでいます。配当金は未定です。