酒井重は継続買い背景に2年8カ月ぶり高値、北米やアジア道路インフラで注目度高まる
酒井重工業<6358.T>の上昇基調が鮮明となっている。株価は昨年秋口以降に大きく上放れ、時価は2014年5月以来2年8カ月ぶりの高値水準に達した。ロードローラーなどを中心とする道路舗装機械を手掛けているが、海外売上高比率が47%と高いことがポイントで、北米市場ではトランプ次期米大統領による巨額のインフラ投資計画が追い風となるほか、アジア地域でも交通渋滞解消に向けた道路インフラ需要が旺盛だ。国内向けは熊本地震の復興需要などで活躍が見込まれている。昨年12月からは商いにも厚みが加わっており、機関投資家とみられる継続的な買い注文が上値追いの原動力となっている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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