アルチザがS高、中国通信大手3社が5G通信網整備で商機拡大に期待◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/01/06 09:54
 アルチザネットワークス<6778.T>がストップ高の738円に買われているほか、アンリツ<6754.T>も急伸するなど次世代通信(5G)関連が一気に人気化している。きょう付の日本経済新聞で「中国通信大手3社は2020年までに3千億元(約5兆円)規模を投じ、次世代の無線通信規格である第5世代の通信網を整備する」と報じられており、基地局向けに通信計測器などを展開する両社に物色の矛先が向かったようだ。

 記事によると、8億人超の利用者がいる最大手の中国移動通信集団(チャイナモバイル)は世界の40社以上と5G技術を共同開発し、今年から屋外で実証試験するという。また、中国聯合網絡通信集団(チャイナユニコム)はクアルコムと共同開発に着手しているほか、中国電信集団(チャイナテレコム)も追随するとしている。5Gが世界最大の中国市場でいち早く普及することで、一気に世界的に広がることが予想され、通信系コア技術に強いシステム開発会社のアイレックス<6944.T>などにもビジネスチャンス拡大を期待した買いが入っている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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