東京株式（大引け）＝１０２円高と反発、後場買い進まれ一時１万９５００円台回復

　２０日の東京株式市場は、日経平均株価が後場に入ってジリ高歩調をたどり、一時１万９５００円台を回復する場面もあった。終値は前日比１０２円９３銭高の１万９４９４円５３銭と反発した。全般手掛かり材料不足に加え、海外投資家のクリスマス休暇入りで市場参加者は減少しているものの、日銀による上場投資信託（ＥＴＦ）買い入れ観測などを背景に、日経平均株価への寄与度の高い値がさ株を中心に買い進まれた。

　東証１部の売買高概算は１９億２９７２万株、売買代金概算は２兆３３８８億９０００万円。値上がり銘柄数は１２３０、対して値下がり銘柄数は６２６、変わらずは１４３銘柄だった。

　個別銘柄では、ファーストリテイリング<9983.T>、ソフトバンクグループ<9984.T>、東京エレクトロン<8035.T>、アサヒグループホールディングス<2502.T>、ブイ・テクノロジー<7717.T>が買われた。半面、東京電力ホールディングス<9501.T>、ヤマハ発動機<7272.T>、ＳＵＭＣＯ<3436.T>、日本電気硝子<5214.T>、セイコーホールディングス<8050.T>、三井金属<5706.T>は売られた。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）