◆景気敏感株から出遅れの内需株に物色が逆転した
13日(火)の日経平均は横ばいの想定です。
週明け(12日)は5日続伸を達成して19000円台を回復、昨年12月17以来の高値水準になりました。
しかし、日経平均のローソク足は十字に近い小陰線で、強弱感が対立する形でした。
直近の相場では、11月25日、12月1日に今日と同じような十字や上ヒゲが出現していますが、ともに25日線かい離率が5%を超えたときです。
先週末時点で25日線かい離率は5.76%と高水準でしたし、本日は3回目の窓あけ上昇になる「三空」も重なりましたので、上昇スピードの速さが警戒されたのでしょう。
下がる理由は過熱感以外に見当たらず、むしろ本日夕刻に1ドル=116円台をつける場面があったので、6日続伸しそうな良い環境です。
しかし、円安が進んだにもかかわらず、物色動向は上昇スピードの速い景気敏感株が下がり、出遅れ感の強かった内需ディフェンシブ株が上昇しており、完全に逆転しました。
1ドル=115円台の円安に景気敏感株の反応が鈍くなったということは、高値警戒感の方がかなり強くなっている状況なのだと考えられます。
明日も上昇スピードの速さと好環境の綱引きが続きそうなため、横ばいの想定です。
週明け(12日)は5日続伸を達成して19000円台を回復、昨年12月17以来の高値水準になりました。
しかし、日経平均のローソク足は十字に近い小陰線で、強弱感が対立する形でした。
直近の相場では、11月25日、12月1日に今日と同じような十字や上ヒゲが出現していますが、ともに25日線かい離率が5%を超えたときです。
先週末時点で25日線かい離率は5.76%と高水準でしたし、本日は3回目の窓あけ上昇になる「三空」も重なりましたので、上昇スピードの速さが警戒されたのでしょう。
下がる理由は過熱感以外に見当たらず、むしろ本日夕刻に1ドル=116円台をつける場面があったので、6日続伸しそうな良い環境です。
しかし、円安が進んだにもかかわらず、物色動向は上昇スピードの速い景気敏感株が下がり、出遅れ感の強かった内需ディフェンシブ株が上昇しており、完全に逆転しました。
1ドル=115円台の円安に景気敏感株の反応が鈍くなったということは、高値警戒感の方がかなり強くなっている状況なのだと考えられます。
明日も上昇スピードの速さと好環境の綱引きが続きそうなため、横ばいの想定です。