トレックスセミが続急伸で8カ月ぶり新高値、半導体大相場の潮流に乗る

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/12/07 10:33
 トレックス・セミコンダクター<6616.T>が続急伸で8カ月ぶり新高値、11月中旬にマドを開けて上放れて以降、半導体関連株人気に乗って急激な上昇波形成に動いている。

 ビッグデータの普及はデータセンターの増設需要を促すとともに、スマートフォンなどのモバイル端末の高機能化や自動車のエレクトロニクス化進展などで半導体需要の構造的拡大局面が続いている。そのなか、同社は車載用や産業機械、情報処理分野向けに電源ICを手掛け、世界展開を図っている。自動車向け部品点数の増加による収益押し上げ効果が期待されるほか、エレクトロニクス分野での小型化、省電力化の流れが同社の商機を拡大させている。

 17年3月期は営業利益段階で2割減益見通しにあるが、市場では18年3月期に急回復を見込む向きも多く、来期業績を先取りする買いが流入している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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