【買い】極楽湯(2340) 円安が一服すれば、関心が戻る公算も

著者:小野山功
投稿:2016/11/28 08:37

中国でのフランチャイズ展開が好調

■注目銘柄

┗極楽湯(2340)

日経平均は安値を付けた9日から一気に2000円以上も上昇し、短期的な過熱感が警戒されるところ。

円相場が先週末に1ドル113円台後半と8ヵ月半ぶりの円安水準を付けたことで、主力の輸出関連に海外勢とみられる資金が流入しています。

ただ、今週はOPEC(石油輸出国機構)の総会や、週末には米雇用統計の発表を控えていることから、円安・ドル高が一服する公算がありそうです。

極楽湯は円安がコスト増加要因になるため、先週まで売りが目立っていた銘柄です。

10月に付けた高値から、株価は1ヵ月半で円安・ドル高が一服すれば、4割超値を落としており、自律反発を狙って買いが入る可能性もあります。

関東地方では、11月に初雪が観測されるなど気温が下がり、温泉が恋しい時期となりました。中国でのフランチャイズ展開も軌道に乗っており、業績上振れを期待する向きも強まるのではないでしょうか。

小野山 功
小野山功
株式会社SQIジャパン 金融コンサルタント
配信元: 達人の予想

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