住友化が3日続伸、リチウム電池や有機EL分野の活躍見込み仕切り直しの買い流入

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/11/22 11:12
 住友化学<4005.T>が3日続伸、11月9日に安値440円まで売り込まれたが、その後はリスクオンモードの全般地合いに乗って順調な戻り足を続けている。輸出比率も6割を占めており円安進行に伴う収益メリットも意識され、海外機関投資家などの仕切り直しの買いを呼び込んでいるもよう。

 メチオニンなどの価格下落などが足を引っ張り、17年3月期営業利益を従来予想の1400億円から1200億円に下方修正している。しかし、株価は既にこれを織り込んでいるほか、「足もとはメチオニン市況に底入れムードが出ている」という。リチウム電池材料への積極展開で知られるほか、有機EL分野でもキーカンパニーに目されており、特に「ガラス製タッチセンサーパネルの生産増強効果に期待が大きい」(国内中堅証券)という。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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