東急建設が急反落、17年3月期営業利益予想を上方修正も市場予想を下回る

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/11/09 09:55
 東急建設<1720.T>が8日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想について、営業利益を120億円から135億円(前期比25.7%減)へ、純利益を85億円から103億円(同22.8%減)へ上方修正したが、営業利益で170億円前後を見込んでいた市場予想を下回ったことから失望売りに押されているようだ。

 完成工事高の減少により、売上高を2635億円から2440億円(同17.7%減)へ下方修正したが、工事採算の改善に伴う完成工事総利益の増加などで利益面は上振れる見通しだという。また、業績予想の修正に伴い、従来11円を予定していた期末配当を15円に引き上げるとあわせて発表したが、これに対する反応は限定的のようだ。

 なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1034億4800万円(前年同期比10.1%減)、営業利益95億2600万円(同2.0倍)、純利益72億5100万円(同2.2倍)だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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