2017年にも水道法を改正へ
水道関連銘柄への関心が高まっている。きっかけは、10月23日付の日本経済新聞が、「政府は地方自治体が手掛ける水道事業への企業の参入を促すため、2017年にも水道法を改正する」と報じたこと。改正により企業の参入障壁が下がれば、これに伴い恩恵を受ける企業も出てくるとみられ、今から注目されている。
既に水道事業への企業の参入については、11年に自治体が土地や建物の所有権を持ちながら、企業に運営を任せる運営権売却を認めているが、災害発生時の費用負担などを懸念して、現在の参入実績は、浄水場など一部業務の受託にとどまっていた。
しかし、記事によると、「災害時の復旧を自治体との共同責任にして企業の負担を軽減するほか、料金の改定も認可制から届け出制に改めて柔軟に変更しやすくする」とあり、参入障壁は大きく下がることになる。既に海外では、欧州を中心に水道の民間委託は進んでいることから、法改正をきっかけに、日本でも企業の参入が増えそうだ。
既に水道事業への企業の参入については、11年に自治体が土地や建物の所有権を持ちながら、企業に運営を任せる運営権売却を認めているが、災害発生時の費用負担などを懸念して、現在の参入実績は、浄水場など一部業務の受託にとどまっていた。
しかし、記事によると、「災害時の復旧を自治体との共同責任にして企業の負担を軽減するほか、料金の改定も認可制から届け出制に改めて柔軟に変更しやすくする」とあり、参入障壁は大きく下がることになる。既に海外では、欧州を中心に水道の民間委託は進んでいることから、法改正をきっかけに、日本でも企業の参入が増えそうだ。