20日の株式相場見通し=上値重く神経質な推移、米大統領候補のテレビ討論会に関心

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/10/20 08:33
 20日の東京株式市場では、日本時間20日午前に開催される第3回目の米大領候補のテレビ討論会の推移を横目でにらみながらの神経質な推移が予想される。日経平均株価はきのうまで4日続伸となったものの、終値での1万7000円台達成できずに、上値の重さを感じさせる展開となった。20日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=103円30銭台での推移となっている。

 19日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比40.68ドル高の1万8202.62ドルと続伸した。NY原油先物市場で、指標油種のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近11月物が一時、1バレル=51.93ドルまで上昇し、約1年3カ月ぶりの高値をつけたことから、石油株を中心に資源関連銘柄に買いが集まった。さらに、金融大手のモルガン・スタンレーなど主要企業の7~9月期決算の内容が市場予想を上回ったことも好感され買いが優勢となった。ナスダック総合株価指数は、前日比2.576ポイント高の5246.412と小幅続伸した。

 日程面では、9月の粗鋼生産量、9月の工作機械受注、9月の全国百貨店売上高、9月のコンビニエンスストア売上高に注目。海外では、EU首脳会議(~21日)、欧州中央銀行(ECB)理事会、米9月の中古住宅販売が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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