メガバンクや地銀株に買い戻し、ドイツ銀問題への不安心理後退

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/10/03 10:38
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>みずほフィナンシャルグループ<8411.T>などメガバンクに買いが先行、静岡銀行<8355.T>京都銀行<8369.T>など地銀株も総じて買われている。

 モーゲージ担保証券の不正販売問題に関しドイツ銀に対し米司法省が求めている巨額の和解金について、当初報じられた金額よりも大幅に減る見通しにあることが伝わり、これが金融システム不安を後退させ、前週末の米国株市場では金融株への買い戻しが顕著となった。東京市場もドイツ銀問題で銀行セクターの下げが加速した経緯があり、足もとは行き過ぎた下げを修正するかたちで買い戻しが進んでいる。ただ、戻り足は総じて鈍く、メガバンク3社ともに上昇率は1%前後にとどまっている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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