特種東海がしっかり、受取保険金計上で９月中間期最終利益予想を上方修正

　特種東海製紙<3708.T>がしっかり。前週末２３日の取引終了後、第２四半期累計（４～９月）連結業績予想について、純利益を１０億円から２３億円（前年同期比７６．１％増）へ上方修正したことが好材料視されているようだ。

　１４年１２月３１日に島田工場で発生したチップサイロ火災事故に関して、新たに受取保険金１６億５４００万円が確定し、特別利益として計上することが要因。これにより、１５年３月期に特別利益に計上した受取保険金４億５４００万円と合わせ、チップサイロ火災事故にかかる保険金の受取総額は２１億８００万円で確定したという。なお、売上高３９０億円（同１．４％減）、営業利益１９億円（同５．９％減）は従来予想を据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）