NYダウのチャートは売りトレンド
アメリカは来週のFOMCを控えブラックアウト期間(中央銀行の政策決定会合メンバーが、政策決定会合の前後で金融政策に関することについて発言することを禁じたルール)に入りました。
その直後、日銀の金融政策に関する観測記事が経済紙より伝わってきており、しばらくは日銀ネタに振り回されそうです。
その記事によると、日銀はマイナス金利深掘りを軸とした緩和策を打ち出すというもの。マイナス金利政策の効果が副作用を上回るとの見解をまとめるとの内容ですが、金融政策の指針となるテーラー・ルールの生みの親であるテーラー教授は「マイナス金利は効用より弊害が大きい可能性がある」と指摘。
昨晩から、上記記事を受け円売りに傾いているとの論調が見られますが、もし仮にこの通りの内容を打ち出した場合、このネタ自体は決して目新しいものでもなく、市場は円買いで反応するのでは?との考えがよぎりました。
黒田丸は何とか円安に持っていきたい、また、株式市場についても超絶6兆円のETF買いで支えられると考えているのかもしれませんが、米株・欧州株・中国株の下落があれば、その目論見もあっさりと崩れるのではないでしょうか。
折しも、日銀金融政策決定会合の1週間前の報道、4月の二の舞(某情報ベンダーからの観測記事で相場が荒れたことを記憶されている方も多いのではないでしょうか)にならないといいのですが・・・。
実際、NYダウのチャートを確認すると、標準偏差ボラティリティ・ADXの形状は低い位置から上昇しており、これすなわち、売りトレンドが発生していることを意味します。目先18日移動平均線の-3%水準(執筆時段階で17,882ドル)がサポートされるのか注目されます。
その直後、日銀の金融政策に関する観測記事が経済紙より伝わってきており、しばらくは日銀ネタに振り回されそうです。
その記事によると、日銀はマイナス金利深掘りを軸とした緩和策を打ち出すというもの。マイナス金利政策の効果が副作用を上回るとの見解をまとめるとの内容ですが、金融政策の指針となるテーラー・ルールの生みの親であるテーラー教授は「マイナス金利は効用より弊害が大きい可能性がある」と指摘。
昨晩から、上記記事を受け円売りに傾いているとの論調が見られますが、もし仮にこの通りの内容を打ち出した場合、このネタ自体は決して目新しいものでもなく、市場は円買いで反応するのでは?との考えがよぎりました。
黒田丸は何とか円安に持っていきたい、また、株式市場についても超絶6兆円のETF買いで支えられると考えているのかもしれませんが、米株・欧州株・中国株の下落があれば、その目論見もあっさりと崩れるのではないでしょうか。
折しも、日銀金融政策決定会合の1週間前の報道、4月の二の舞(某情報ベンダーからの観測記事で相場が荒れたことを記憶されている方も多いのではないでしょうか)にならないといいのですが・・・。
実際、NYダウのチャートを確認すると、標準偏差ボラティリティ・ADXの形状は低い位置から上昇しており、これすなわち、売りトレンドが発生していることを意味します。目先18日移動平均線の-3%水準(執筆時段階で17,882ドル)がサポートされるのか注目されます。