Ｈａｍｅｅが１対２株の株式分割を発表、第１四半期営業利益は営業利益３．５倍

　Ｈａｍｅｅ<3134.T>がこの日の取引終了後、１０月３１日を基準日として１対２株の株式分割を実施すると発表した。投資単位当たりの金額を引き下げることで、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的としている。なお、効力発生日は１１月１日。

　同時に、第１四半期（５～７月）連結決算を発表しており、売上高１５億３０００万円（前年同期比２０．４％増）、営業利益１億４３００万円（同３．５倍）、純利益８５００万円（同３．６倍）と大幅増収増益となった。

　主力のモバイルアクセサリー販売で、３月に商標権を取得した「ｉＦａｃｅ」シリーズにニューモデルを継続的にリリースしたほか、アウトドア・スマートフォングッズの新ブランド「ＲＯＯＴ　ＣＯ．」を立ち上げたことなどが寄与。また、ＥＣバックオフィスシステム「ネクストエンジン」で、アウトレット通販サイト「ＯＵＴＬＥＴ　ＰＥＡＫ」との在庫自動連携を図ったほか、多言語変換機能を備えた「越境ＥＣ」自動出品プラットフォーム「ＬＩＳＵＴＯ！」との連携などを行ったことも貢献した。

　なお、１７年４月期通期業績予想は、売上高７４億７９００万円（前期比１５．０％増）、営業利益５億３１００万円（同１８．１％増）、純利益３億３８００万円（同３１．３％増）の従来予想を据え置いている

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）