インフォテリア、ラクーンなどフィンテック関連が強い、株価休養十分で物色人気再燃へ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/09/07 09:49
 インフォテリア<3853.T>が目先の利益確定売りを吸収し、4連騰と気を吐くほか、ラクーン<3031.T>は値幅こそ小刻みながら6日続伸、このほかGMOペイメントゲートウェイ<3769.T>アイリッジ<3917.T>セレス<3696.T>などフィンテック関連が軒並み上値を指向する展開となっている。

 全般相場にやや手詰まり感が出ているなか、きょうは外国為替市場で急速な円高が進行、これが主力株への買いを手控えさせている。中小型の内需系銘柄が相対的優位なポジションにあり、ここ株価休養十分で個人投資家資金を誘引しているフィンテック関連に物色資金が向かっている。チャート面でも底入れ浮上の兆しをみせるものが相次いでいるほか、8月下旬に日銀が第1回Fintechフォーラムを主催するなど中央銀行が同分野への注目を高めていることや、三菱UFJなどメガバンクも同分野でITベンチャーとのアライアンスに前向きな動きをみせていることが、物色人気再燃につながっている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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