【売り】㈱ソフトフロントホールディングス(2321)大幅上昇だが早くも売りが優勢に。今後の急落に注意= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2016/08/31 07:39

■注目銘柄:【売り】㈱ソフトフロントホールディングス(2321)

SIP/VoIPを中心としたコミュニケーション関連技術をベースに、ソフトウェア製品開発や受託開発、コンサルテーションを国内外で展開。
1997年設立、本社所在地は東京都港区。

■㈱ソフトフロントホールディングスの経営成績
平成29年3月期第1四半期(平成28年4月1日~平成28年6月30日)における連結経営成績…

売上高:1.1億円(前年同期比+90.5%)
営業利益:△2.3億円
経常利益:△2.3億円
親会社株主に帰属する四半期純利益:△1.6億円

■㈱ソフトフロントホールディングスの業績予想
平成29年3月期(平成28年4月1日~平成29年3月31日)予想(通期)…

売上高:25.0~37.0億円(前年同期比+621.9~968.4%)
経常利益:0.3~2.0億円
(出典:平成29年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

■㈱ソフトフロントホールディングスの投資指標
実績PBR:3.61倍
※8月26日終値時点

■㈱ソフトフロントホールディングスの直近のニュース
子会社であるデジタルポストにおいて、ネットから手紙やハガキなどを郵送できるクラウド郵便サービス「PAPIRS(パピルス)」がfreeeの提供する「クラウド会計ソフトfreee」に採用されたと発表している。
freeeはこれまで請求書に関する業務をクラウド上で完結できる機能を提供していたが、請求書の紙ベースでのやりとりには根強いニーズがあり、今回PAPIRSの採用が実現した。
これを受けて25日の株価は急伸している。
(出典:2016年8月25日、Kabutanニュース)

■本記事のまとめ
25日の大幅上昇に続いて26日も一時は325円まで上昇する場面を見せたが、後場にかけて売りが強まっており、利益確定が先行しているもよう。
短期的に下落が続く可能性もあるので、今は様子見しておくのが無難だろう。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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