<注目銘柄>=信越化、化学株人気の先頭集団走る
半導体シリコン需要に追い風強い
信越化学工業<4063.T>は新値圏で強い動きをみせているが、上値余地はまだ大きそうだ。化学株全般への買いが勢いを増してきているが、同社はその先頭集団を走っている。塩ビ樹脂と半導体シリコンウエハーで世界首位級の実力を有し、マーケットの評価が高い。
高利益率の半導体シリコンは中国スマートフォン向けなどに好調な需要を取り込むほか、今後はIoTの普及加速などを背景にデータセンター向けなどで新たな需要が創出される見通し。塩ビ樹脂も経済好調な北米住宅向けが牽引するほか、機能性化学品も医薬用製品などの出荷が好調で業績を牽引している。17年3月期営業利益は前期比8%増の2250億円を見込むが、円高逆風下でもむしろ増額含みとの見方がある。
信用取組は買い残が枯れた状態で、信用倍率0.5倍と株式需給面でも軽さがある。機関投資家の実需買いニーズが再燃するなかで、25日移動平均線を支えとした上値指向が続く公算が大きい。2014年12月の高値水準である8500円近辺を目指す展開が期待される。(市)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
信越化学工業<4063.T>は新値圏で強い動きをみせているが、上値余地はまだ大きそうだ。化学株全般への買いが勢いを増してきているが、同社はその先頭集団を走っている。塩ビ樹脂と半導体シリコンウエハーで世界首位級の実力を有し、マーケットの評価が高い。
高利益率の半導体シリコンは中国スマートフォン向けなどに好調な需要を取り込むほか、今後はIoTの普及加速などを背景にデータセンター向けなどで新たな需要が創出される見通し。塩ビ樹脂も経済好調な北米住宅向けが牽引するほか、機能性化学品も医薬用製品などの出荷が好調で業績を牽引している。17年3月期営業利益は前期比8%増の2250億円を見込むが、円高逆風下でもむしろ増額含みとの見方がある。
信用取組は買い残が枯れた状態で、信用倍率0.5倍と株式需給面でも軽さがある。機関投資家の実需買いニーズが再燃するなかで、25日移動平均線を支えとした上値指向が続く公算が大きい。2014年12月の高値水準である8500円近辺を目指す展開が期待される。(市)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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