■中期トレンドは未だ下降継続中
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■NYタイムは、原油価格が堅調に推移し、更に米株価指数が史上最高値更新したことにより、リスク回避ムードが後退し、円が売られやすい地合いとなりました。
本日は、米株価指数の最高値更新を受けて、日本市場でも地合いが強いことから安値を拾う展開が優勢とみています。
■ここ数日間の動きをみると、夏季休暇に入る動きから市場も閑散になりやすいのが通常ですが、今年は少々違ってみえます。
米株価指数の史上最高値更新が理由なのかはわかりませんが、活発な商いをこなしているので、為替市場も突発的なニュースが出れば仕掛けてくる可能性もありそうです。
また、原油の日足チャートをみれば、「抱き線」になっており、短期的には調整終了と判断できる形になっています。その点からは、「原油価格上昇=株価上昇=リスク回避後退」になりやすいとみています。
■そして今夜は、小売売上高や生産者物価指数、そして消費者信頼感指数と注目材料が多く、結果次第では、最近の上値を抜く可能性もあるので、ブレイクアウトを狙って逆指値を仕掛けたいと考えています。
以下は、ブレイクアウトを想定してのポイントです。
・8月8日高値…102.64円
・8月2日高値…102.84円
上記ポイントを超えるようであれば、104円も視野に入れてトレードをした方がいいと考えています。