明日の東京株式市場見通し
9日の東京株式市場は、きょうの日経平均株価急上昇の反動もあり、利益確定の売りが先行して一服商状となりそうだ。ただ、外国為替市場で円安・ドル高が大幅に進行するようなケースでは、全般株価の堅調持続も想定される。
市場関係者からは「米7月の雇用統計の内容が事前の市場予想を大幅に上回るなど、米経済の堅調さが確認されている。これに伴い年内利上げ機運も浮上し、外国為替市場での円高・ドル安に一定の歯止めがかかるのではとの受け止めが広がっている。4~6月期決算の発表が終盤を迎えているが、現状に比べ極端な円高進行への懸念が薄れると、輸出関連銘柄を中心に、投資心理が改善に向かう可能性がある」との見方が出ていた。
8日の東京株式市場は、前週末の欧米株高と円安進行を背景に広範囲に買いが優勢となり、日経平均株価はこの日の高値圏で引けた。終値は前週末比396円12銭高の1万6650円57銭と急反騰した。
市場関係者からは「米7月の雇用統計の内容が事前の市場予想を大幅に上回るなど、米経済の堅調さが確認されている。これに伴い年内利上げ機運も浮上し、外国為替市場での円高・ドル安に一定の歯止めがかかるのではとの受け止めが広がっている。4~6月期決算の発表が終盤を迎えているが、現状に比べ極端な円高進行への懸念が薄れると、輸出関連銘柄を中心に、投資心理が改善に向かう可能性がある」との見方が出ていた。
8日の東京株式市場は、前週末の欧米株高と円安進行を背景に広範囲に買いが優勢となり、日経平均株価はこの日の高値圏で引けた。終値は前週末比396円12銭高の1万6650円57銭と急反騰した。