日本郵船が続落、17年3月期業績予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/07/29 13:04
 日本郵船<9101.T>が続落。この日正午ごろ、17年3月期の連結業績見通しについて、売上高を2兆1800億円から1兆9920億円(前期比12.3%減)へ、営業損益を275億円の黒字から収支均衡(前期489億6400万円の黒字)へ、最終損益を150億円の黒字から150億円の赤字(同182億3800万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。

 コンテナ船部門で新造大型船の供給圧力が依然根強く、運賃水準の回復に一定の時間を要することや、ドライバルク部門の市況回復の速度が想定よりも遅いことなどが要因。また、為替が円高に振れていることで、燃料油価格も若干上昇すると想定していることも影響しているという。

 同時に発表した第1四半期(4~6月)の連結決算は売上高4707億5900万円(前年同期比20.0%減)、営業損益109億6300万円の赤字(前年同期174億6100万円の黒字)、最終損益127億8800万円の赤字(同430億6700万円の黒字)だった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
5,350.0
(09/26)
+114.0
(+2.17%)