日立建機が17年3月期業績予想を下方修正、円高推移で想定レートを見直し

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/07/27 15:40
 日立建機<6305.T>がこの日の取引終了後、17年3月期の連結業績見通しについて、売上高を7200億円から7000億円(前期比7.7%減)へ、営業利益を360億円から280億円(同19.8%増)へ、純利益を80億円から50億円(同43.2%減)へ下方修正した。

 従来想定した為替レートに対して大幅な円高で推移していることに加えて、第2四半期以降の想定為替レートを1ドル=110円(4月27日想定時)から100円へ、1ユーロ=120円(同)を110円へ、1元=17.0円(同)から15.0円へ変更したことが要因としている。

 同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高1613億200万円(前年同期比9.1%減)、営業利益24億4900万円(同55.4%減)、最終損益16億円の赤字(前年同期27億9700万円の黒字)だった。建設機械およびマイニング機械需要の低迷で売上高が落ち込んだことに加えて、為替の影響を大きく受けた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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