続伸を期待
16年7月10日(日)に行われた参議院選挙では自民党が大勝。アベノミクスに信任を得たということで、今後、景気刺激策が期待できる状況となりました。2016年度第2次補正予算案では10兆円超の経済対策が盛り込まれるとも。また、7月28日(木)~29日(金)にかけて行われる日銀の金融政策決定会合では追加緩和も期待されるところだと思います。日本株は上昇を続けている米国株などに比べて割安感もあり、これらの期待感から7月末に向けて株価は上がりやすい状況が続くのではないでしょうか。
一方、世界的に見ても株価は上がりやすい環境です。日本や欧州の大規模量的金融緩和が続く中で、米国、ドイツ、日本の国債利回りはそろって史上最低を記録するような状況にあるためです。金利の低下は株などのリスク資産にとって支援材料となりますし、流動性が十二分に供給されているため、少しぐらいのリスクは覆い隠されてしまうような状況です。
また、米国を見ると、ISM協会発表の景況感指数も、製造業、サービス業とも非常に強いものとなったり、雇用統計でポジティブサプライズが出るなど、米国景気は健全で、底堅く思われます。さらに英国のEU離脱に伴い、利上げ見通しが後ろ倒しとなり、好景気時の低金利状況という株式市場にとって非常に良い環境となっています。
したがって、世界的に金融相場継続に伴う株価上昇が目先は継続するというのが基本スタンスになると思います。
一方、世界的に見ても株価は上がりやすい環境です。日本や欧州の大規模量的金融緩和が続く中で、米国、ドイツ、日本の国債利回りはそろって史上最低を記録するような状況にあるためです。金利の低下は株などのリスク資産にとって支援材料となりますし、流動性が十二分に供給されているため、少しぐらいのリスクは覆い隠されてしまうような状況です。
また、米国を見ると、ISM協会発表の景況感指数も、製造業、サービス業とも非常に強いものとなったり、雇用統計でポジティブサプライズが出るなど、米国景気は健全で、底堅く思われます。さらに英国のEU離脱に伴い、利上げ見通しが後ろ倒しとなり、好景気時の低金利状況という株式市場にとって非常に良い環境となっています。
したがって、世界的に金融相場継続に伴う株価上昇が目先は継続するというのが基本スタンスになると思います。