PALTEKが反発、16年12月期営業利益予想を下方修正も株主優待制度の導入を好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/07/11 09:54
 PALTEK<7587.T>が反発している。前週末8日の取引終了後、16年12月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。12月31日時点で、100株以上500株未満の株主に対しては、継続保有期間3年未満でクオカード500円分、3年以上で同1000円分、500株以上1000株未満の株主に対しては、3年未満で同1000円分、3年以上で同2000円分、1000株以上の株主に対しては、3年未満で同2000円分、3年以上で同3000円分をそれぞれ贈呈するとしている。

 同時に、16年12月期の連結業績見通しについて、売上高を320億円から330億円(前期比14.4%増)へ上方修正した一方、営業利益を8億2500万円から3億2000万円(同76.5%減)へ、純利益を4億8500万円から1億6000万円(同76.3%減)へ下方修正したが、これに対する反応は限定的。

 民生機器向けメモリ製品の販売が引き続き好調に推移しているため、売上高は上振れが予想されるものの、急速な円高の進行で、仕入値引ドル建債権の評価額の減少額が想定より増加するため、営業利益は計画を下回る見通しだという。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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