【売り】ＴＯＰＩＸ連動型上場投資信託(1306)：高寄り後調整を予想=GLA戸松信博

高寄り後調整を予想

　先週の日本市場は前週の連騰の流れを引き継いで、4日（月）は上昇で始まりました。ただ先々週末からの東証一部売買代金は1兆5～7千億円程度の薄商いを続け、閑散で中身の薄い相場に見えました。

　そして米国株が好調にもかかわらず、英国不動産ファンドの解約懸念やイタリアの銀行経営危機ニュースに揺さぶられ、日経平均は5日（火）～8日（金）まで4日続落となりました。うち、水曜と金曜は2兆円台の売買代金に乗せ、どちらも前日より商いを増して大きく下がりました。下落トレンドの特徴を表しています。ドル円レートは週初に102円台あったところから100円台へと円高に進みました。

　選挙では与党勝利で本日は高く始まると予想しますが、その後、本日の始値に対して小反落となることを予想します。