<動意株・8日>(前引け)=日アビオ、C&R社、DMP

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/07/08 12:15
 日本アビオニクス<6946.T>=ストップ高カイ気配。同社は7日取引終了後に、子会社の山梨アビオニクス(YACL)の敷地の一部を、リニア中央新幹線計画を推進するJR東海<9022.T>に譲渡すると発表。YACLが18年3月末までに生産を停止して土地を譲渡することに伴い、JR東海から補償金約74億円を受け取るとしており、これが材料視されているようだ。また、OKI<6703.T>にプリント配線板事業を移管することもあわせて発表。これらにより、同社は不確定要素が多く業績が見通しにくくなったとして、17年3月期の連結業績予想を未定(従来予想は売上高が前期比1.8%減の225億円、経常利益は同37.4%減の3億円、純利益が同30.4%増の1億5000万円)に変更している。

 クリーク・アンド・リバー社<4763.T>=急反発。前日は取引時間中に17年2月期第1四半期(3~5月)の連結経常利益が4億2300万円(前年同期比7.9%減)にとどまったことが嫌気されるかたちで急落したが、その後取引終了後に中国のアイデアレンズ社などと合弁会社を設立すると発表したことが材料視されているようだ。アイデアレンズ社は、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)、AI(人工知能)などの領域で60項目あまりの特許を保有する中国の企業グループ「理想境界集団」のひとつで、2014年に設立された企業。

 ディジタルメディアプロフェッショナル<3652.T>=一時ストップ高。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はきょう、IoT推進のための横断技術開発プロジェクトに着手したと発表。そのひとつ「省電力AIエンジンと異種エンジン統合クラウドによる人工知能プラットフォーム」の委託先として東京大学やNEC<6701.T>などとともにDMPが名を連ねていることが材料視されているようだ。人工知能による高度なデータ処理の実現と、これに必要な消費電力の低減がIoTにおける課題となっているなか、このプロジェクトでは、エッジ側とクラウド側双方で10倍の電力性能比を実現する人工知能処理の共通基盤技術を開発する。

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出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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