村上開明が一時18%高、電子ルームミラー開発を発表

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/06/20 10:05
 村上開明堂<7292.T>が続急騰し、一時、前週末比234円(17.8%)高の1550円まで買われている。前週末17日の取引終了後、ルームミラーにカメラモニター機能を搭載した電子ルームミラーを開発したと発表しており、ミラーレス車関連銘柄として、業績への寄与を期待した買いが入っている。

 今回開発されたのは、1画面(ミラー機能付き)と2カメラ(後方、下後方)の「ハイブリッドインナーミラー」と、3分割画面(ミラー機能付き)と4カメラ(右側方、左側方、後方、下後方)の「マルチミラーシステム」の2つのシステム。室内ルームミラーのディスプレー全面に、車両後方および側後方の状況を映し出すモニターシステムで、業界初の特殊ミラー素子によるディスプレーやカメラのデジタル化で従来製品と比べて大幅に視認性を向上しているのが特徴。また、従来のルームミラーとカメラモニター機能を必要に応じて使い分けることができ、故障・事故などの電源喪失時や乗車前後のエンジンOFF時にも、自動で従来ミラーに切り替わる「フェールセーフ機能」も有しているという。なお、量産開始は18年度を予定している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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