イギリスEU離脱国民投票前の変動はほぼ織り込み?

著者:木村佳子
投稿:2016/06/17 08:43

週末意識

イギリスでEU離脱問題で女性議員が襲撃される事件が勃発。それをきっかけに選挙延期説が出てきたり、キャメロン首相が「喪に服して事前運動は一時停止を」と表明したりと新たな展開に。

選挙の結果に大金を賭けている人達もいて、それぞれがポジショントークをするため、ニュースに過度に振り回されるのは禁物です。

しかし、金融不安が激しくなればなるほど日銀に政策を促進させるムードも出てくるので、
一方通行の動きばかりではなくなってくるでしょう。

すなわち、そろそろ金融不安劇場の「ネタバレ」局面に接近しつつあるというわけです。
こんな時に株式市場にエントリーしているのはよほど確信をもってトレンドが読める大口資金運用者か強固な鈍感力を有している投資家かです。

しかし、いずれにしても週末調整の金曜日。
また月曜日からハッスルすればいいわけなので、下がり過ぎたものは買戻し、上がり過ぎたものは利確のタイミング。

ザラバ578円まで下がり580円で引けた日水<1332>ですが、600円タッチ程度へのリバウンドはあるのではないでしょうか。
いきなり600円あたりで始まった場合は見送ってください。
配信元: 達人の予想

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